需要と供給

需要があって供給がある。この順番は大切だと思う。良かれと思って親切心でやったことでも、相手がそれを求めていなければ有難迷惑だ。それどころか有難いとすら思ってもらえないこともある。需要がなければ本当の意味で供給にはならない。
私はこのことを家庭教師のバイトでつくづく感じた。子供が求めていなければ、こちらがいくら与えても無駄だ。そのままでは受験に失敗すると思っても、本人がそれに気付いて求める姿勢になるまで待つのがかえって親切なのかもしれない。もちろん情報は提供したうえで。